もふもふTAKURAMIブルワリー

84世代、新卒で10年勤めた会社を退職し、発酵醸造の道を歩み出した“ふぁーびー”のブログです。発酵はもちろん、生き方・キャリア・子育て・NPO…様々なテーマについて気ままに綴っていくブログです。

2015年以降の世界 その②

「2015年以降の世界」シリーズ。

匿名ブログから転載というか、プチリライトした記事をこちらで載せ始めました。

2日目。

 

今回はこれかな→

 

岐阜県恵那市

えなたび。 - もふもふTAKURAMIブルワリー

 

2つ目のご縁は、前回投稿した丹波篠山の旅でお世話になった古民家ゲストハウスに宿泊した際に、たまたまお隣のお部屋を利用されていたご家族との出会いです。


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岐阜県恵那市から来られていたファミリーさんで、ちょうど私たちとそこまで変わらない世代かつ、夫婦に子ども1人、という家族構成にもシンクロニシティーを感じながらお話を小一時間。

 

その中で、都会から奥様のご実家方面にI&Uターンをされ、地域起こし協力隊を経て、農家をされるという聞いているだけでこちらが非常に強い興味を引かれるような方々でして、私たち夫婦2人とも大変刺激を受けました。

 

当時は特にこれからの生き方働き方のようなものを割と真剣に考えていまして、夫婦もお互いに仕事に関しては思うところも多々あり、そんな模索の末の丹波への旅でもあったので、この出会いは衝撃的であったのだなと振り返ります。

 

その後、また遊びに行きたいですねーと盛り上がり、それぞれの道に帰っていったのですが、このままでは単なる旅先での社交辞令になってしまう…!と定期的に連絡を取り合った結果、夏の休暇のタイミングで岐阜県に遊びにいくことになりました。

 

恵那市の緑豊かな山に囲まれた環境での暮らし。初めての農業へのチャレンジ。一緒に農作業も少し体験させて頂いたり、地元のご友人を呼んで頂いてのバーベキューも開催…ご夫婦お二人のしなやかで力強い生き方を垣間見ることができました。


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恵那市はいいところでした!

また必ず行きます!

 

P.S.ちなみにこの時のご縁でお野菜を届けてもらっています!

Farm Rootsの笠置山麓野菜のつくりかた

オススメ!!

 

つづく

2015年以降の世界 その①

「2015年以降の世界」シリーズ。

匿名ブログから転載というか、プチリライトした記事をこちらで載せ始めました。

じつはすでにこちらの「もふもふ」で書いたエントリーと重なってるので、未読の方は関連記事もどうぞ。

 

今回はこれかな→

兵庫県丹波市篠山市

たんばたび① - もふもふTAKURAMIブルワリー

たんばたび② - もふもふTAKURAMIブルワリー

 

といいますか、この前の記事を改めて読むと、2015年以降のことを早く書きたいがために、あまりにもショートカットした感が否めませんね(笑)

 

まぁ意外と細かく描写を重ねるよりも、本質的な表現になってて、これはこれで分かりやすいかなとも思いました(どっちだよ)。

 

というわけで、2015年は

●2014年秋の丹波篠山への旅が一つのきっかけになって生まれた大きなご縁その1

●前述の大きなご縁その2

●大学の同級生の転職の知らせ

この3つがキーとなり、盛り上がっていきました。

 

では1つ目から。

元々私の今の会社で尊敬していた先輩が早期退職された後に丹波に移住され、せっかくなので遊びに行きます!という話が流れてしまった為、どうする?と夫婦で話し合った結果、丹波で面白いことをしている大学時代の先輩に相談したのです。

 

その中で、パートナーの関心が高かった「地ビール」「陶芸」「教育」というキーワードを元に、これまた素敵な方を紹介頂き、その方のご自宅で、はじめましてな方たちと楽しく牡丹鍋をつついたり、「自由」について語り合ったり、合間に子どものお世話もしてくださったりと、充実した時間を過ごすことになりました。


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人生ってもっと自由に生きられるはず、もちろんそのためにチャレンジしなければならないことはたくさんあるけれど、そのチャレンジこそが楽しいよね、みたいな話もしていました。

 

また、丹波でとっても面白くて、最高に美味しいコーヒーを淹れられるマスターがおられる「cafe ma-no」さんや、「道の駅 おばあちゃんの里」での、購入した野菜とは別に、地場野菜の大量のおすそわけを頂いたり、なかなか普通の観光をしていては味わえない濃い旅をすることができました。

 

この丹波での出会いというものが、実は後々影響を与えることになるとは…人生何が起こるかわからない、本当に面白いです。

 

つづく

やりたいこと探しの罠、そして発酵は恋ダンス?


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最近しなくなった2つのこと。

 

「やりたいこと探し」
「他人と比べて落ち込むこと」

 

昔から私のことを知っている方からしたら『え?!あのふぁーびーが?!』
と驚かれることかと思われます。
なんてったって、この私自身が一番戸惑っているのかもしれません。
昨年の9月から「これは私の人生ではないのではないか?笑」と疑うほど、気持ちが少し上滑りしているような、くすぐったいような感覚です。


というわけで、今回は「やりたいこと探し」について。

 

「やりたいこと探し」の罠

私は小さい頃からずっと、やりたいことというものは道に落ちていて、それをいかに見つけ出して拾うのか、と思いこんでいました。
しかし、どうやら違ったようなのです。

 

というのも、人によっては探すのは探すのかもしれませんし、もしくは「恋」に似たような感覚かもしれませんが、「やりたいこと」というのはまだ自分が認識する以前にすでに「私がやりたいゲージ100%」の状態でそこにあるわけではない、と言い換えるとわかりやすいかもしれません。
これはどう定義するのか、それぞれの考え方によるでしょう。私はそう思っていた、それだけです。

 

つまり、自分流に分析すると、ある意味で「やりたいこと(やりたいゲージ100%)」が落ちているのではなく、「ん?これは何だろう、よくわからないけど、惹かれる、でもこれが(一生を懸けて)やりたいことはわからない、けど」みたいな状態のものに出会う所から始まり、その不確かな気持ちを元にそのよくわからないものに関する事を「育てる」「重ねる」「行動し続ける」ことで「やってみたいこと(Challenge)」に成長させていくものなのではないかな、と。

やっぱり恋?

 

やってみたいゲージをこの2年間で徐々に上げていった、と。

最近何でも例えすぎ、と怒られるのですが、まさに「発酵」という現象ではないでしょうか。(つまり発酵も恋も同じといえますし、ある意味じっくり関係を紡いでいくこと、そして発酵する化学反応はまさに恋ダンス!?←言いたかった感強い)

 


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実は先日今までの米味噌だけでなく、玄米麹による味噌を初めて仕込んだのですが、教えてもらった方によると“2年”は寝かせると。
2年待っている間に旨みや甘みが麹の持つ分解酵素によって生み出されていき、美味しいお味噌になる。何か外部から人工的に発酵助剤を入れて無理やり変容させるのではなく、自然発酵により、徐々に出来上がっていく。

それにしても2年もあったら、人間の方が色々あって環境や自分自身が変容してそう、って思いました。関係ないですが、味噌仕込むことってタイムカプセル埋めるみたい。今の自分たちと向き合い、未来へ想いを馳せる。

 

 

この、時間をかけて向き合うということ。奇しくも私の場合、それが「発酵」だったわけですなんですね。人生よくできてます。

このことについては昨年書いたエントリー
【謹賀新年】 30年間やりたいこと探しで消耗してきた人がついに見つけた「突破の仕方」 <後篇> - もふもふTAKURAMIブルワリー
にも少し経緯を載せています。

きっかけが何になるかなんて、誰にも分かりませんよね。
少なくとも妻に出会っていなければ、今の私はここにはないわけです。

 

結論は、これですね。


やってみたいゲージを発酵させよう!

そう、ただ恋に落ちればよいのです!

考えるな、感じろ!

 

ん?ふと気づいたのですが、この前書いたエントリーにも通じますね、これ。
http://mofux2takurami-brewery.hatenablog.com/entry/2017/02/26/110403

それにしても1人では決してたどり着けなかったですよこれ…本当に周りの方たちに感謝しかありません…!

 

またこれについてはじっくりと伝えていきたいですね。
それではまた!

2015年までの世界について

どこまで振り返るのか、ってくらい振り返って話を進めていこうかとも思ったのですが、現代に戻ってこられない気がしたので、超スピードで端折りまして、2015年までの自分について超簡単に記してみます。

 

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これまで生きてきた32年間、今もそうですが、本当に素敵な出会いの連続でした!

学生時代からも地域の様々な活動に参加をし、世界の広さや、人生のロールモデルとなるような方たちと触れ合ってきました。

 

ただ、周りに自分らしい生き方・働き方をしている人がキラキラと輝いて見える一方、自分はやりたいこととか夢とかないなぁ、とりあえず生活があるから、それなりにお給料ももらえるし、休みももらえるサラリーマンを続けよう、続けるしかない…と、人との繋がりは充実している故になおさら自分の進む道について、満足できない日々が続いていました。

 

結婚もし、子どもも産まれ、余計に冒険はできないんだ、とも思い込んできました。

 

しかし、2年前から少しずつ、その日々に変化が生まれはじめたのです。

 

つづく

自宅でオクトーバーフェスト

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子どもも小さかったりすると、なかなか外に飲みにいくことってもうないんですけど、最近よくやってるのが、宅飲みです。また、2年前くらいからクラフトビールにハマっています。

そういえば昨年も何回か開催しました。

その時は久しぶりに京都にある山岡酒店さんへ。
主に国内のクラフトビールを取り揃えておられます。
冒頭の写真は、私が昨年5月に京都地ビールフェスタでもお世話になった若女将さんにオススメをお聞きしつつ、セレクトした6本。

(左より)
・伊勢角屋 ペールエール
志賀高原 アフリカペールエール
・小西酒造 スノーブロンシュ
箕面ビール 国産桃ヴァイツェン
・びあへるん ゼウスビター
・大山Gビール バーレイワイン

特に、箕面ビールさんの国産桃ヴァイツェンがもうたまんなくおいしかったです。

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ゴクゴク飲めちゃうし、香りも楽しめるビール。
(美味しくて撮る前に飲んじゃいました)

そしてお手製のおつまみ、ドーン。

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またやりたいですねー。

ずっと気になっていたカレー屋さん


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そういえば先斗町に「薬膳カレー」のお店があって、ずっと行きたかったことを思い出したので行ってきました。

 

先斗町ってあんまり行き慣れてはいないのですが、ふっと路地の奥に進んでいくのってドキドキしますよね。

 

お店は雨も降っていたためか私ひとり。
店主さんおひとりで、2年前にOPEN。
もともとは全く別のお仕事だったということで、どこか共感してしまう自分…

 

お野菜と38種類のスパイス、そして添加物やお肉など一切使わない、ベジタブルカレー。

とっても優しい味わい。
なのに、後からスパイシーさが追いかけてくる。
でも引っかかる辛さではなくて、じんわり汗をかく程度です。

 

セットのハーブティーにはYogiのチャイルイボス。

 

写真は…撮り忘れました。
けれど、店主さんとのお話が楽しくて。

スパイスや発酵、健康のこと。
これからのチャレンジについて。

こちらのお店で私の造ったビールを飲めるようになったらとっても面白いですね、みたいなお話も。

 

またぜひ行きたいお店の一つになりました。

おいしかったです。
ごちそうさま。

 

 

先斗町 薬膳カレー

「覚悟」と「決断」のつくりかた


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どうも、ふぁーびーです。

とんでもない決断をして、こちらのブログに戻ってきたわけですが、今チョー楽しいです。楽しまなソンソン。だって、

 

要は人生一度きりってことです。


ちなみに、昨年までは次が決まっていなかったことがめちゃくちゃ不安やったわけですが、なぜか今は「何が起こるか分からないドキドキワクワク感が止まらない」状態です。

 

匿名ブログ

さて、実は昨年9月から今まで、別のブログをわざわざ立ち上げて、そちらで少し投稿を続けていました。

なぜか?
「新卒で入社した会社をやめる決意をし、退職願を出すまでの心の動き」を綴っておこうと思ったからです。
たださすがに同じ会社の方にリアルタイムに見られるとややこしいよね、ってことで匿名というかあまり拡散せずセミクローズドな感じでやってました。

せっかくなので、もう公表しているわけですし、これからいくつかリライトしつつ振り返りエントリーも投稿していきたいと思います。

 

退職の理由と覚悟と決断

ちなみにこちらの記事、とても分かりやすくて、参考になります。

 

会社の辞め時を判断するには | Books&Apps

 

3.やりたいことがある

やりたいことがみつかるのは、幸運な人だけだ。もしそんな幸運に恵まれたなら、迷うことはない。

 

4.仕事に飽きている

「退屈」は死に至る病だ。挑戦もなく、新たな知識もなく、ルーティンを守ることを要求される。これからの時代はそれで食えるほど甘くないし、かなりリスキーな生き方だ。人生の貴重な時間をそのようなことに費やせば、死ぬ間際に後悔あるのみ。自分から辞めたほうがいい。

 

私の場合は3、そしてこのままいくと4がキツくなっていくな…という予感があって、という所ですね。

でもこういう話でよくあるのは、◯◯したから□□できた、ってよく言うんですけど、それはきっと後から分かりやすいから繋げて言っている所もあるわけでして。

 

それでもこれはそうだな、と強く感じることもたくさんあります。
その中でも自分の中で特に腑に落ちたのが「覚悟」とか「決断」について。

 

“覚悟は決まったのか?”
“よく思い切った決断したね!”

これらの言葉は例えば100キロの重りを体重計に一気にドーン!と置くイメージがあります。

ただ実際は、100キロになるまでティッシュペーパーを一枚一枚置いていくような営みだな、って思うんです。

なので、たまに風で飛ばされたり色々あるわけなんですが、とにかく地道な積み重ねがあって、ようやく「覚悟」を決めたり「決断」をするところまで行き着くのだろうなと。

 

この間様々な方にお話を聴いて頂いたり、お世話になった方が数多くおられるのですが、その方たちはおそらく何となく「だねっ」と思って頂けるような気はしています。

ホント気長に付き合ってくださってありがとうございます。
生かされている”っていう気持ちがすごく体中を駆け巡っています。

 

また気づいたこと含め綴っていきますね。

それではまた。