職人が造りだす工芸品。
こんばんは。
とっとりたびを終え、日常に埋没しかかっているふぁーびーです。
旅の疲れも取れかけた矢先、家庭内で風邪が流行りだし、色々大変ですが、
最近、以前に比べ「とある事」に対するアンテナの感度が、
非常に高くなっていることに気づきました。
それは、
「クラフトビール」。
世界には100種類以上の“ビアスタイル”が存在すると言われます。
日本では、あのキンキンに冷えたキリッと辛口喉ごしサイコーな飲み物、
あれをビールと思っておられる方がほとんどかと思われます。
もちろん私もそうでした。
しかし、実はあれは「ピルスナー」と呼ばれる、
数ある中のあくまでも一つのジャンルであるということをご存知でしたでしょうか?
私の場合は何となく「地ビール」「クラフトビール」、
という名のビールが増えてきているなあとたまに注文したり、
飲みに行ったりする程度で、
「あ、ちょっと風味が違う」
「独特の味がする」
「少し苦みが強すぎるかな」
「なんだろうこのフルーティーなビールは」
といった感想を持ちながら、でもこれ美味しいなあと何気なく飲んでいました。
しかし、色々と調べれば調べるほど、そもそもビールの発展してきた歴史であったり、
発酵醸造の文化のダイナミックさ、原料の無限の組み合わせ、
知識を仕入れれば仕入れるほど、そのビールが生まれた過程、
ストーリーを感じることができます。
日本国内でも94年の酒税法の改正でマイクロブルワリー、
年間生産量60キロリットルの基準を満たした小規模の醸造所が増え、
現在は精錬された約200ほどのブルワリーが存在しているそうです。
最近ではスーパーやコンビニなどでも扱われるようになりましたし、
大手酒造メーカーも商品化に力を入れていたりと、
私たちに身近なものになってきています。
私はまだすべてのスタイルを飲んできたわけではないですが、
その中でも特に、「ベルジャンホワイト」「バーレーワイン」
というスタイルのビールを飲んだ時の衝撃、というか味わい深さを、
忘れられません。
ちなみに、ビールは主に2つに大別されるらしく、
いわゆる「上面発酵酵母(酵母が発酵もろみの上に浮き上がる)」×「20℃前後で短期間発酵」のエール、「下面発酵酵母(酵母が発酵もろみの下面に沈む)」×「10℃前後で長時間発酵」のラガーです。
最初はなんじゃそら!?といった感じでしたが、
今も自分で作ったわけじゃないので、言葉だけの理解です。
自分で実際に造ってないと…
というわけで、もうちょっとしたら造ってみますのでお楽しみに(しているのはまぎれもない私です)。