【謹賀新年】 30年間やりたいこと探しで消耗してきた人がついに見つけた「突破の仕方」 <後篇>
ふぁーびーです。
みなさま、新年あけまして誠におめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、昨年大みそかにアップした前篇の続き。
2016年、というか2016年以降をどう生きるか、というテーマにもつながる話。
前篇では“やりたいこと”が見つかったという話で終わりました。で、何をやりたいのよ、どうやって見つかる流れになったのよ、ということなんですが、発表します。
●やりたいこと。そこに至るきっかけ。
やりたいこと:醸造家(かもしびと)、ビール職人。
そのように思うようになったきっかけは、意外にも一番近くにあったようです。それは、
一番身近で大切な人の応援をしようとしたこと
です。
要因としてはこれが大きかったのではないかと感じています。そして、その思いを強く持つようになったきっかけがあります。
それは、『夢がないからいい』というコンセプトを知ったこと。
やりたいことがなくて延々と探し続けるくらいなら、隣の人の夢を応援してみたら道が開かれる、というような不思議な話です。
私の場合、妻が憧れていた“ビール職人”という夢を応援しようと考えました。
其の時点で思いつく限りのビール書籍を読みあさったり、ビールを造っている人の話を聴きに行ったり、自分で造ってみたり、クラフトビールを色々試してみたり…誰よりもビールに詳しくなろうと思ったのです。
そうすると、ビールの世界を知っていくうちに、いつのまにか、
“妻の夢”が“私の夢”
にだんだんスライドしてきたのです。
『私がやってみてもいいんじゃないか』と。
●後押ししてくれるような追い風が次々に吹き始めた
さらにはこんなこともアシストにつながったのかなと。
①“発酵”についてなぜか関心が高まっていたこと、『もやしもん』というコミックに出会ったこと
②友人主催のトークイベントに参加、やっぱり考えすぎて何も行動できないのであれば、誰かの応援をした方がいいということをゲストの方や参加者の方から改めて突きつけられたこと
③鳥取智頭町のパン屋さん、タルマーリーのオーナーさんとビールについて語り合ったこと⇒とっとりたび epi.2参照
mofux2takurami-brewery.hatenablog.com
そして、
④妻に美味しいビールを飲んでもらいたい。何ならその注ぐ先は妻の陶芸で造った世界で一つだけのビールグラス、っていうのは面白いなーと感じたこと。
何だか取って付けたような話ですが、そんな感じなのです。
●今後について
言葉にすると何か実際の心の動きと違うのかなーという感覚ですが、だんだんビールやその根源である“発酵”という現象に惹かれていったのであります。
あ、ビールは直接つながるわけではありませんが、私の皮膚や腸が弱かったりする体質も「発酵」に目を向ける要素の一つかもしれませんね。
というわけで、これから発酵の世界を旅したい、発酵の文化を自分を含めてもっと多くの人と分かち合いたいって思ってます。
特にビールについては、ピルスナースタイル以外にまだまだ知らない世界(飲み方)が広がっていて、自分で組み合わせを思いつけば無限大に広がる可能性に満ち溢れている、ということに気づかされました。
しかし、発酵醸造学については素人ですし、何の経験もありません。
とりあえず自宅でビールを造ってみたり、発酵醸造について勉強したり、思いつくことをやっています。この前シェアした海外で修行されている方のお話のような道もあるようですし、それ以外にもタイミング次第で扉を開くことはゼロではないかと。
結構厳しいかとは思いますが、人生の正解はひとつではないと思っているので、突き進んでいきます。
ちなみに今こんな本読んでます。
これからどのようにしてたどり着くのか、未知の世界ではありますが、それはそれで楽しみです。
それでは、今年もよろしくです!