発酵デザインによる「沢木惣右衛門直保」化、という仮説。
ふぁーびーはなぜ発酵にハマりだしたのか。
先日こんな記事が発表されました。
私が一方的に追いかけている、日本が誇る発酵文化、その現代における水先案内人、小倉ヒラクさんが分析した「発酵ムーブメントの見取り図」。
私も自分で「なんか発酵っていいですよね!」と周りに言い出してから『私も味噌つくってるよ!』『発酵って体にいいよね!』と様々な分野の“発酵先輩”とのやり取りが増えてきまして、なんとなく「カテゴリー」があるのかなーと感じていたのです。ちょうどいい感じに分かりやすく解説して頂いてます。ちなみに私の出会った発酵先輩はすべて女子です。
ところで、さっき自宅にてポップコーンメーカーでポップコーン作って家族みんなで貪り食っていたのですが、これがまた上手いわけでして。
(娘は何度も『コップポーン』と言います。可愛いです。)
食べ過ぎたら一緒ですが、市販のスナック菓子よりもよっぽど体によさそうです。
で、そんな中、気づきました。
なぜ発酵にハマりだしたか。
ポップコーンは直接発酵には関係ありませんが、どうやら自分で生み出す、造るということ、DIYとかFABのような感覚が楽しい!ようなのです。
お金さえ払ったらそりゃもうプロの味だったりサービスが受けられるのは当たり前。
それでももちろん満足なのですが、何か満たされていない領域があるのでしょうか。それが自らが「メイカー」になりたいという欲求だったのかも、というお話です。普段の仕事も自分で何か生み出してるわけではないですし。
まぁ造ってるとかゆっても、実際にこの手で何かを生み出しているわけでもなく、生み出す仕組みを利用して造ってもらってるだけなんですけどね。微生物たちの生命活動に乗っかって美味しいトコどりさせてもらうというか。でもグラニュー糖入れる時とかウォートにイーストをパラパラってする時は、動物園の飼育員の気分ですけど(笑)
まぁでもよく考えたら、どこか綺麗に「僕はこのカテゴリーに位置しているのだな」と言えるほどのことをしているわけでもないですけれどね。料理めっちゃするほどマメでもないし。美容とは程遠いし。
単純に『もやしもん』を通じて、オリゼーをはじめとする微生物たちによってこの地球に生かされているんだ、という目に見えない世界観に圧倒され、魅せられ、みたいな感じかもしれません。
あとは、まさにヒラクさんが「発酵デザイナー」として構築された“発酵世界への入口”にいつの間にかたどり着き、ふと入り込んでしまったのでしょう。よくGoogleで「小倉ヒラク 発酵」って検索してました(今もか笑)。何かどんどん微生物たちのことを知りたい、見たい、みたいな。もはや恋ですな。ん?ある意味、沢木化してきた?主人公への憧れ?
ちなみに、この春からより暮らしに根ざした実用性の高めなことをやっていこうと思ってます。小さきことですが。その辺りもまた報告していけたらと思っています。どのテーマに尖っていくのでしょうか。まぁ気張らず醸されるのみです。楽しいのであります!